借換で返済期間を延ばすなら新生銀行の住宅ローン

住宅ローンの借換にも、色々目的があると思います。金利を安くして支払う利息を少なくするのも一つですが、ボーナス返済をなくして毎月返済だけにしたいという目的もあるでしょうし、子供が大きくなって教育費がかさむようになり、毎月の返済額を少なくしたいという場合もあるでしょう。

 

もしも、毎月の返済額、或いはボーナス返済額を少なくするなら、もう一度長期で組みなおすのも一つの方法かと思います。例えば、住宅ローンの残り期間が20年あるとして、借換でまた30年に持っていくとか、ですね。そうする事で、毎月の返済額は確実に減ります。ただ期間が延びるので支払う利息は逆に増えてしまうかもしれません。但し、もし子供さんが高校生、大学生になって、学費にお金がかかるような状況では、背に腹は代えられませんよね。

 

ただ、一般的な住宅ローンでは、借換で期間を延ばす事は不可能です。例えばローンが残り20年なら、借換する住宅ローンの期間も20年で組むというのが原則となります。期間を延ばすのは、返済が苦しいから期間を延ばしたと捉えられ、それは条件変更と見なされ、普通は後ろ向きな融資という事になります。

 

ところが借換で、借入期間を延ばすことができる住宅ローンも存在します。住信SBIネット銀行の住宅ローンの場合は、借換の場合、融資期間は35年−建築後年数 となっています。つまり、当初期間30年で借りていて、10年経過した時点で借換する場合、35年-10年=25年となりますので、5年期間を延ばす事ができます。

 

住信SBIネット銀行の他では、新生銀行のパワースマート住宅ローンがあります。借換でも最長35年で住宅ローンを組む事ができます。住宅ローンの返済やら生活費やら車のローンやら教育費の支払いで、家計の収支がマイナスになるようではローンが支払えないという最悪な状態に陥る可能性もあります。トータル的に支払う利息が増えたとしても、毎月の収支に余裕を持たせたほうが良いと思います。どうせ団信もついていますので、万が一債務者が亡くなった場合は住宅ローン残高がなくなると割り切って考えるのもありかと思います。

 

新生銀行のホームページです⇒よくあるご質問:【住宅ローン】現在、他行で借り入れ中の住宅ローンよりも、期間を延ばして借り換えできますか?

 

新生銀行住宅ローンのその他メリットとしては、何と保証料も無料です。借換でネックになるのは諸費用がかかる事ですが、諸費用の大半を占めるのが保証料ですので、保証料ゼロというのは大きいです。借換も検討しやすいと思います。

 

矢印新生銀行のパワースマート住宅ローン