住宅ローンの保証料、保証会社とは?

銀行で住宅ローンの相談を受けると、諸経費について説明されます。

 

@事務手数料
A保証料
B収入印紙代
C登記費用

 

などです。事務手数料や契約書に貼る印紙代、建物を登記する、抵当権を設定する時の設定費用などは簡単に理解できると思います。 しかし、保証料とは何なのでしょうか? わかりやすく説明すると、保証会社に保証人になってもらう為の手数料とでも言いましょうか。 その代わり、住宅ローンでは、原則連帯保証人を立てる必要はありません。(担保物権の所有者など例外はありますが。)

 

では、保証会社が保証人になるんだったら、もし自分が途中で返済できなくなったら、自分は借金を返さなくても良いんじゃないか?と思いませんか?

 

しかし世の中そんなに甘くありません。保証会社は銀行に対して弁済をしたら、債権が銀行から保証会社に移ります。つまり今度は保証会社があなたの債権者となりますので、銀行に保証した全額について保証会社から請求されますし、そもそも抵当権は保証会社が設定しますので、保証会社が担保を処分する権限を持っています。

 

ん?ちょっと待てよ?じゃあ何のために保証料を払うんだ?と思いませんか?つまりはこういう事です。 本来銀行からお金を借りようとしたら保証人と担保が必要です。保証人といっても同一生計の方なら保証人としては不適格な場合が多いです。奥さんが主婦で、同一生計で資産もなければ保証人に取っても無意味です。

 

生計が別で、保証できるくらいの資産を持っている人に、30年もの長期に渡って保証をお願いする事ができますか?それはかなり難しいでしょう。 例え身内でも保証人になるのは嫌です。そこで保証会社です。お金を払って保証人になってもらうのですから有難いと言えるかもしれません。ここまではOKですか?

 

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ではもし保証会社ではなく、あなたの親が保証人になってくれたとします。あなたが債務不履行をし、親が全額弁済してくれたとします。その場合も債権は銀行からあなたの親に移りますので、親はあなたに返済を請求する事ができます。つまりは同じなのです。でも親ならあなたに請求しないかもしれません。請求はしたとしてもある時払いかもしれませんし、法的手続きなんて事は親子関係がよほど悪くない限りはやらないでしょうね。しかし第三者の保証なら話は別です。

 

ここまで読んで納得していただけましたか?納得できない方も多いかもしれませんね。保証料は決して安くないですから。 でも、銀行の立場からすると、「これをやってくれないと、お金を貸しませんよ」的なものです。 お金を借りるためには飲まなければならない条件だという認識で間違いないです。

 

保証料は、借入時に借入期間分を一括払いというのが一般的です(融資実行時に実行した金額から保証料が差し引きされます。)。長期前払い費用みたいな性質ですので、途中で債務を返済したら残存期間分の保証料が戻ってきます。 保証料率は金融機関によってまちまちですが、0.2%が一般的です。目安としては、1,000万円を30年借りるとしたら、191,370円です。3,000万円なら3倍の574,110円です。期間が短ければ、金額が少なければ安くなりますし、期間が長ければ、金額が多ければ高くなります。

 

最近ではこの保証料をひっくるめて借りるとか、また金利の中に含めて後払いにするとか、色々な住宅ローン商品があるみたいです。また担保が大幅に足りない場合、保証料率を上げて対応するローンとか色々な商品があります。

 

また、何と最近では保証料無料の住宅ローンが出ています。 住信SBI銀行や、 新生銀行 、東京スター銀行などです。資料を無料で請求する事が出来ますので、是非取り寄せてみましょう。こちらの記事も参考にしてください⇒なぜネット銀行は保証料が不要なのか?

 

 

例えば・・・・・・

 

新生銀行の住宅ローン

【新生銀行住宅ローン】パワースマート住宅ローン
保証料が無料、繰上返済手数料が無料、団信保険料が無料。
借り換えでも借入期間を最長35年に延ばせる。(毎月返済額を少なく出来る)
ただし、資金使途は、住宅、マンション購入、借り換え、戸建住宅の新築資金(土地を既に所有している場合)に限ります。

 

住信SBIネット銀行の住宅ローン

住信SBIネット銀行の住宅ローン
保証料が無料、一部繰上返済手数料が無料、8疾病保障付帯団信が無料。
金利水準は国内トップクラスの安さで人気のある住宅ローンです。

 


家の新築、購入で住宅ローンをどうやって選びますか?


おすすめは住宅本舗の、一度の入力で複数金融機関へ住宅ローン審査申込できるサービスを利用することです。何故かと言うと、一回の入力だけで、80もの銀行を一括で比較し、その中の最大6行に住宅ローンの仮審査が申し込めるからです。最適な銀行の住宅ローンが自動的に無料で見つかります。


サービスの利用は無料です。


銀行で住宅ローンを申し込む場合、審査はそれぞれの銀行によって違います。借入希望額で通ったり、通らなかったり、或いは全くダメだったりします。何故かと言うと、土地だけの購入資金だとダメな銀行もありますし、OKな銀行もあります。


担保の評価も銀行によってバラバラなので、借入希望額の満額で承認される場合もありますし、減額回答される場合もあります。金利や手数料も違います。


資金使途や、いくら借りられるかも違う。ましてや保証料や事務手数料も違う。一件一件銀行を調べて、一件一件に事前申込みをされますか?とてもやってられないと思いますよ。
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