住宅ローンで家を建てる前に考える事

住宅ローンで家を建てる前に考える事

そろそろマイホームを検討していらっしゃいますか?

 

今は核家族が多く、多くのパターンとして、結婚してまずはアパートを借りて二人で住みます。暫くして子供が一人生まれ、二人目も生まれるとだんだんアパートが手狭になり、マイホームを検討し始めます。 週末にハウジングセンターなどに足を運びます。ハウスメーカーの営業マンから、 「ここにはお父さんの書斎を作って・・・。」 などと言われ、 「銀行に安い金利で口利きできますよ。」 とか、 「今払っている家賃はもったいなくないですか?住宅ローンを組めば家賃を払っていく感覚で持ち家が手に入りますよ。」 なんて営業トークですっかりその気になってしまいます。営業マンの口利きで、銀行から固定金利選択型3年の金利の安い住宅ローンを借ります。しかも頭金なしのフルローンで・・・なんてパターンは非常に多いと思います。

 

別にそれが必ずしも悪いと言っているわけではありませんが、最近ではあまりにリスクを軽視し、単に家賃払うのはもったいないから、とか、○○ちゃんとこも、××さんとこも、みんな3千万円も4千万円も住宅ローンを組んで家を買ったから・・・などと、皆がやっている事だから大丈夫だろうと、リスクを意識せず、安易に住宅ローンを組んでしまう事は良くない事だと思います。

 

さて、住宅ローンはリスクがあるからと言って、別に家を建てるなとか、住宅ローンを借りるななどと言っているわけではありません。私が言いたいのは、後から失敗した!と思わないために、充分リスクを考えた上で借りる事、身の丈に合った借り方をするという事が大事だという事です。目の前の夢(多少無理しても住宅ローンを組めば、憧れのマイホームが手に入るという事)ばかりに心を奪われているうちは、多少不利な事には目をつぶりたくなるものです。そうではありませんか?

 

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夢を見る事は結構ですが、こういう時ほど冷静な頭で対処しないといけません。年収の何倍もの借金を抱え込む事は、それ相応の慎重さが必要です。先にも述べましたように、○○ちゃんとこも、××さんとこも、みんな3千万円も4千万円も住宅ローンを組んで家を買ったから、みんなやっているから大丈夫だ、という考えは危険です。年収の何倍ものお金を借りるのですからもっと様々な方向から色んな事を想定してみましょう。

 

先日、友人の結婚式で何年かぶりに中学時代の同級生に会いました。その友人も建売物件購入資金として4,000万円の住宅ローンを組んだらしいのですが、借りる前は何とも思わなかったそうです。しかしローンを払って間もなく、4,000万円という金額の大きさに不安になったと言っておりました。極端な話、家賃より得だくらいにしか思わなかったというのです。そうやってセールスを受けている以上そう思ったとしても仕方がないかもしれません。でも冷静に考えて下さい。年収の7倍、8倍ものローンを組む事は相当リスクが高い事であると思いませんか?

 

100年に一度の金融危機(リーマンショック)なんてのが起こってからは、ボーナスも減っているでしょうし、当時で家計はいっぱいいっぱいだって話でしたから、今は相当厳しいのではないかと思います。それでもいくぶんかの貯金があるなら良いと思うのですが、貯金もないというのでしたらそれは危険極まりない事です。

 

しかし、そもそも、本当に家賃を払うよりもローンを組んだほうが得なんでしょうか? 私個人としては賃貸の方が得だと思っています。まずローンを支払わなくても良いので利息の負担がありません。火災保険も加入しなくても良いですし、固定資産税も支払わなくても良いです。どこか壊れたら大家さんに言えば(自分の責任でなければ)直してくれますし。

 

住宅ローンの返済分の中には利息も含まれていますので、今月8万円返したと思っていたら、実際にはその半分の4万円しか返済していなかったりもします。無理して家なんか買うもんじゃないなと思います。(個人的には。)

 

ですが、アパートだと困るのは家賃をずっと支払わなければならない事です。住宅ローンはいつか返済が終わりますので、死ぬまで住み続けられますが、賃貸だと退職した後でもずっと支払わなければならないのがネックです。どちらが良いかは人それぞれでしょう。

 

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